[語学留学編30]カナダ、トロントの保育園でボランティア体験~申し込み方と体験の様子~

 語学学校SGICで開講されているTYCP(児童英語教授法)のクラスを修了すると、指定の保育園に実習に行くことができます。
今回は、ボランティアを始めるまでの流れと、ボランティアの様子についてお伝えしようと思います。

実習開始までの流れ

 2019年3月、ついに留学目標の一つ保育園実習を開始しました。実はこの実習、日本にいた時から留学エージェントに相談して準備を進めていたわけです。

このプログラムの参加条件としては、TYCPのプログラムを修了することです。TYCPで学んだことを活かして実習に参加しましょうという趣旨なので当然ですね。

また、申し込むためには母子手帳の予防接種欄のコピーが必要になります。

以下の記載が必要とのことでした。

必要な予防接種
★ジフテリア・百日咳・破傷風ワクチン
★はしか・風疹
★水疱瘡
★B型肝炎ウイルス
★ツベルクリン

これらの予防接種が必要になるので、日本にいるうちに母子手帳の確認をしておいてください。

もしまだならどうしたらよいか、留学センターか学校に指示を仰ぎましょう。

TYCPを受けている人の中にも、授業が始まった後にこういう制度があることを知り、予防接種が準備できないからとあきらめている人もいました。

なお、これは後で説明しますがパートタイム実習で必要なものです。フルタイム実習だとまた変わってくるかもしれません。

今から、留学センターに必要な情報を聞いて、計画的に準備を進めていってくださいね。

また、現地に来たのち必要になるものもあります。

それは、無罪証明書です。これは、警察署に行って簡単に取ることができました。確か料金は50ドルであったと思います。

これで実習の準備は終了です。あとは、行く時期をSGICのカウンセラーと打ち合わせてください。

実習中の様子

 SGICの実習はフルタイムとパートタイムで選ぶことができます。

フルタイムは朝から夕方まで学校にいます。

相手にするのは9歳くらいの子どもたちです。

だから、本当に英語の勉強になると思います。派遣地は提携を結んでいるミッション系の小学校のようです。

私が行ったのはパートタイムの保育園実習です。

3時から6時までの三時間勤務です。派遣地は公立小学校内にあるデイケアセンタです。

一クラスにおよそ4-6歳ほどの子どもが約20人ほどおり、2人の先生が一つのクラスを見ています。

私は、その先生方の補助係です。

まず、来て始まることは一人の先生が子どもたちを集めて、絵本の読み聞かせをします。

その間に、もう一人の先生がおやつタイムの準備をします。

私は、おやつの準備を手伝うこともあれば、読み聞かせを聞いている子どもの様子を見ることもありました。

こういうときに、子どもの人間関係や特徴がなんとなくわかるので。

読み聞かせが終わったらおやつタイムです。

カナダの子どもたちは生野菜が大好きらしくて、ニンジンやらパセリやらをぼりぼり食べておりました。

私は、このとき子どもたちと一緒に座っておやつをもらいながら、おしゃべりをしていました。

で、ノートをもって名前を聞きまわっていました笑

保育園なので、子どもの帰る時間がばらばらなんですね。

私が来てすぐに帰る子もいれば6時ぎりぎりまでいる子もいる。

このおやつタイムが全員と話す最初で最後のチャンスなのであります。

おやつタイムが終われば、教室内で自由遊びの時間です。

積み木をしたり、人形で遊んだり、UNOをしたり、いろいろな遊びをしていました。

それが終わったら、外で遊ぶ時間です。

3月の実習でしたが、こちらは依然雪が降っており、雪が積もるグランドで元気に遊んでいました。

雪だるまを作ったり、かくれんぼしたり、遊具で遊んだりいろいろです。

私は、安全を見守る係といいつつ、一緒に子どもたちと遊んでいました😅

その後、また教室に戻り、自由遊びをしながら親御さんがお迎えに来るのを待ちます。

私が持ってきた折り紙は大人気で、みんなで鶴を作って楽しました。

4-6歳の子どもたちだからけんかもするし、元気いっぱいで、3時間だけでもなかなか疲れるけれども、本当に楽しかったです。

子どもも英語不完全で、自分はそれ以下でそれでも気持ちは通じ合えるんだなーと思いつつ、子どもたちとの交友を楽しむことができました。

ある子に、「why do you come?」って聞かれて、答えられないでいると、別の子が「To study English. because he doesn’t know English」と、君は何も間違ってない、何も間違ってないよ。でも、なんか悲しい😢

多国籍国家だけに、いろんな人種の子どもたちがいるのも興味深かったし、先生を先生と呼ばず名前呼び捨てにしてるのも興味深かったし、「(先生の名前),washroom」と子どもが言い、先生が「I’m not washroom」って言ってるのも面白かった。

そこは万国共通のやりとりなんだーってね。

このように、日本と同じところ違うところを見つけられ、子どもたちとの交友を楽しむことができます。

子供好きな方であれば、本当に有意義な時間になると思いますよ。

最終日にこんな絵を子どもに書いてもらい、満足です笑

みなさんも、機会があれば参加してみてくださいね。

では、また~





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